Hydrangea4937さま専用
昭和初期の松下電器製反射式電気ストーブの出品です。\r\r現在のパナソニックの歴史は、松下幸之助さんが１９１８年（大正７年）に松下電器具製作所を創設、１９２７年（昭和２年）にはナショナルの商標を制定、１９３５年（昭和１０年）松下電器産業株式会社に、様々な変遷を経て、２００８年パナソニック株式会社に社名変更・・・と約１００年の歴史をもつ世界的企業です（ネット調べ）。\rまた、松下電器製作所の１９２８年（昭和３年）製丸型反射式電気ストーブの記事もネットで見つかりました。出品とほぼ同種のものです。\rネット情報から、出品の反射式電気ストーブは昭和まもないころに製作されたものと考えられます。\r\r反射板には熱伝導性の優れた銅（あかがね）が使われています。模様入りのスタンドは鉄製でどっしりとしています。ストーブ全面中央から出ている突起に巻かれたニクロム線が発熱体で電源コードは綿巻きです。\rストーブ全面中央の円板の銘板には、「National」の商標の他に、MATSUSHITA、ELECTRIC　RADIATORなどが打刻されています。\r持ち手部分の主銘板には、商品名「松下式丸型電気反射ストーブ」、\rＰＡＴ（特許）ＮＯ１２４０３１、ＣＡＴ（カタログ）ＮＯ４４１６、ＶＯＬＴ１００、ＷＡＴＴ３００、松下電器製作所と書かれています。\r\r約８０年の経年で、キズ、汚れ、錆び（スタンド裏）等は否めませんが、目視ではニクロム線の断線、本体のへこみや変形、その他の破損は殆ど確認できません。スタンドに巻かれた電源コードは経年でくせがついています。先端のコンセントに欠けはありません。保管状態は良かったと思われます。高さ約３３ｃｍ、反射板径約２３ｃｍ、スタンド径約１３ｃｍ、重さ１．２ｋｇほどです。\r\r昭和が進み、やがて規制が増え、金属の調理器具さえ放出を強いられる不穏な時期に突入します。出品のストーブは銅や鉄の金属がふんだんに使われ、凝ったデザインであることをみても大正から昭和にかけての華やかな時代のものであることがうかがえます。\r\r昭和初期の懐かしい電気製品をコレクションに加えていただくのはいかがでしょうか。経年品であることを十分にご理解いただき電気器具としてのご使用はお控え下さい。もし、電源コードをコンセントにつながれる場合は必ず所定のヒューズを介して下さい。

カテゴリー:	その他>>>アンティーク/コレクション>>>その他
商品の状態:	傷や汚れあり
配送料の負担:	送料込み(出品者負担)
配送の方法:	佐川急便/日本郵便
発送元の地域:	京都府
発送までの日数:	4~7日で発送